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2008年12月31日 (水)

今年も一年ありがとうございました

今日は2008年最後の日

今年も沢山のお客様に支えられて、ドッグスクールを営業
することができました。本当にありがとうございます。shine


犬の家族が増え、来年夏には人間の家族も増えることに
なり、まだまだ変化の続く北野ドッグスクールですが、
来年もどうぞよろしくお願いいたします。dog


今日はドッグホテルも満室fullですが、お預かりのワンちゃん
たちはお泊りに慣れている常連さんばかりなので、犬がいない
かのような静かな居間の様子です。
1頭だけ、今日初めて宿泊するゴールデンちゃんがいますが、
ハウストレーニングがしっかりできているワンちゃんのため、
リラックスしてハウスでまったり寝転んでくれています。


年末はトレーニング依頼もないだろうと思いきや、毎年ちょっと
したHELPコールがかかってくることが多い時期でもあります。
昨日は散歩時に興奮して制御が大変だというボーダーコリー君
が、ジェントルリーダーの試着に訪れました。

緊張感の強いワンちゃんですが、とっても人が好き!という
表情のかわいい子でした。ジェントルリーダーがピッタリつぼに
嵌り、装着直後からゆっくり歩いてお散歩ができました。
飼い主さんも大変喜んでくれて、めでたし、めでたしfuji


トイレのしつけとハウストレーニングが全くできないと、お急ぎの
出張訓練でお伺いしたワンちゃん、甘噛みが本気噛みになって
しまうという子犬ちゃんなど、とりあえずめどがつきまして、
私も安心して新年を向かえられそうです。


不況で暗いニュースが多いなか、自分の現状にひときわ感謝
せずにはいられません。これも皆様のおかげですshine
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。


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2008年12月22日 (月)

ジャックラッセルテリアが家族になりました

以前、里親募集をしていたジャックラッセルテリアの
女の子を、正式に我が家の犬として迎え入れることに
なりました。

090


何件かの里親宅にお試しでお預けしたのですが、
返されてしまう・・・動きの激しさと、行動のやんちゃさ、
吠える声の大きさ、服従性の低さが原因なのか・・・

何度も行ったり来たりを繰り返しているうちに、息子が
「もう何処へもやらないで!」と懇願するようになり、
子犬ちゃん自身も、戻ってくるたびに不安症が見られる
ようになってしまい、このまま何件もの里親宅を渡り歩く
生活は良くないように私も感じていました。

かといって、我が家にはすでに2頭の先住犬が居るthink
本当にちゃんと飼っていけるのか!?

家族会議を開きましたdoor議論の結果、息子がとても
かわいがって、毎日子犬と遊んでいること、私自身が
ジャックラッセルテリアの気質が気に入ってしまったこと、


気管支炎があるのに抗生物質が使いにくい(下痢、嘔吐が
始まる)という身体的な問題があり、体質的になかなか太らない
という改善面や、テリア気質の犬を飼ってみたい!という
私の好奇心が勝って

新しい犬として迎え入れることに決定しました。
名前は「コハル」、よろしくお願いします!


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2008年12月19日 (金)

子犬の幼稚園

特に営業項目としてうたってはいませんが、元気の有り余っている
子犬ちゃんを、日中お預かりして、我が家の成犬(子犬相手の保父さん
のようなもの)と遊ばせ、クレートトレーニングやトイレトレーニングも
一緒にする、という「一日幼稚園」が好評です。

保父さん1号/デューク(フラットコーテットレトリバー・8歳)
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決してキレることなく、辛抱強く子犬の相手をしてくれる、頼もしい
保父さん。エネルギッシュなので、長時間の遊びにも付き合えます。


保父さん2号/小次郎(中型雑種・3歳)
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引っ込み思案の犬にはうってつけの、やさしい保父さん。
相手があまりに傍若無人に噛んでくるときは、11㎏の体重で
やさしく押さえてやめさせる、ボール遊びに誘うなど、
テクニックを駆使して遊んであげるタイプ。体力はデュークに
及ばないものの、忍耐強さとやさしさが持ち味。


はあ?ではアナタ(私のことね)は何をしているんですか?
と聞かれれば、遊びの監督をし、排泄のタイミングをみて誘導
したり、お散歩でまっすぐ歩けるように練習させたり、体調に
問題がないか目を光らせるといった、まあ監視役というところ。


ちなみに、「保父さん犬」はトレーニングして作れるわけでは
ないと私は思っています。性格的に支配性があって、精神が
安定していて、遊び好き、という要素をもっていることが
大事だという、いわば先天的な要素の強いものだと思うのです。

私が自信を持って「日中ワンちゃんを遊ばせに来てください」
といえるのは、ひとえにこの2頭のおかげ、ありがたや~~shine

最近の常連ワンちゃんは、生後3ヶ月の柴犬の女の子。
やんちゃで、遊び好きですが、遊びつかれたらちゃんとハウスで
寝てくれるし、トイレトレーで排泄するのも上手になって、とても
いい進歩を見せています。


家では飼い主さんに遊んでくれ!先住犬(遊び嫌い)にも
遊んでくれ!と、大変なんだとか・・・でももうちょっとの辛抱ですからcoldsweats01
大人になって落ち着くまで、犬同士でうんと遊ばせちゃいましょう!

また、子犬の時期に良い成犬と沢山遊んだ子犬は、安定した成犬に
なるように私は感じています。子犬同士だけだと、どうしても人間が
介入しなければならなかったり、犬だけでは上手くいかない、ということも
あります。子犬同士も決して悪くありませんが、遊びになれた成犬だと
見ている私が安心なんですね~happy01

パピートレーニング成功の鍵は成犬にあり!
エネルギッシュな子犬ちゃん、遊びに来ませんか?!


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2008年12月17日 (水)

これは放棄犬では?!

私の犬は、デューク(フラットコーテットレトリバー)も
小次郎(雑種)も、「捨て犬」出身犬である。

デュークは動物管理センターに保護されているのを友人が
見つけ、先住のフラットを亡くしたばかりのわたしに教えて
くれたものを引き取って飼い始めた犬だ。

小次郎は木枯らしの吹く11月に、私の父が道路で拾った
子犬だった。小次郎など、首に鎖が巻きついていて、
成長したら首が絞まってしまう状態だった。父は自分で飼えない
のに拾ったので、私が面倒をみることになった。

私は別に動物愛護の精神で2頭を飼い始めたわけではない。
なぜか、私の周囲には帰る家のない犬が集まってくるように
定められているように感じることがある。
本当に飼いたいジャーマンシェパードは、いつまでたっても
我が家に入る余地がなさそうである。

私はときどき札幌市動物管理センターのHPをチェックしている。
自分が引き取ってあげられるわけではないが、どんな犬が何頭
くらい収容されているのか見ている。

(あわよくば、ジャーマンシェパードが保護されていないこともない!?)

この1年間ですごく気になるのが、どうみてもブリーダーか
ペットショップの放棄犬ではないか?と思われる犬たちが、例年より
多く収容されているように感じられることだ。

根拠は
・同一犬種が3~4頭、同じ日に収容されている
・その犬種は純血種で、犬自体の生活環境が劣悪だったのでは?!
  と思われるような、大変みじめな風貌をしている
・どの犬も、だいたい同じ年齢(5~6歳かそれ以上)に見える


この不景気で、ペットショップの売り上げもかなり落ちていると
聞いている。以前なら、売れ残りだからといって、簡単に命を
絶ったりしない(繁殖に使う)と言われていたが、売れない犬を
沢山抱えてしまった業者なら、若い犬を繁殖に使い、5歳を過ぎた
「古い」犬は捨ててしまったほうが、場所もとらないし、処分費用も
かからない・・・という、連鎖が生まれているとしたら?

あくまでも憶測の域を出ない話だけど、「犬を展示販売する」

という現状がある限り、不景気時には犬が「余り物」として処分を
余儀なくされることが増える、と考えても間違いはなさそうだ。
私には、ペットショップで犬を販売する正義があるとは、
どう考えても納得ができない。この話は、また今度じっくり書きたい。


札幌動物管理センターのHP
トップページの目次に、「センター収容犬情報」というのがあります、
12月14日に収容された4頭のミニチュアダックスが今回の
記事のきっかけになっています。


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2008年12月16日 (火)

犬仕事関係者は動物好き?!

ドッグトレーナーの前は乗馬のインストラクターだった

という話になると、ずいぶん動物好きなんですね!と驚かれるが、
どうも同業者を見る限り、「犬だけが好き!」という人は少ない
ような気がする。

ペットシッターの知人は昆虫も虫も(蜘蛛とか、魚のえさとか)
爬虫類も魚も好きだという。私も脚がたくさん生えていなければ
昆虫は大丈夫だし、爬虫類は大好き、カエルも大好き。


犬を職業としている人は、実は色々と動物が好きなのでは?!


前回、錦鯉を水槽飼育していると書いたが、これも驚かれる。
錦鯉=高級魚
錦鯉=庭に池がある人が飼うもの
などのイメージ先行があるのだろうか?
実際小学校のとき、庭の立派なお池で錦鯉を飼っている
同級生の家があって、よく餌をやっていたものだが・・・

でもちょーーーっとマッタ!!

錦鯉はすっごく管理の手間がいらない魚なんです(ただ生かす
だけなら、という意味ですが)

まずとても丈夫!そう簡単には死なない、初心者向き!
魚同士が喧嘩をしない、温厚な性質なので新しい錦鯉を
気にせず買えて楽チン。
またゆったりしている性質からか、狭い水槽にぎゅうぎゅうに
飼っていても、あまりストレスがないみたい。

錦鯉は「大きな金魚」と思って差し支えないと、私は思ってます。
ただ、とっても大食いで水をとても汚すので、面倒くさがりの人は
ろ過器は海水魚用のものを使ったほうがいいです。

本当はハムスターも飼ってみたいのです、なぜかというと、
滑車を回している姿が見たい!!

滑車を回しているハムスターは、超絶的にかわいいと思うの
ですが、いかがでしょう?夜、出張訓練のカルテの整理をして
いるときに、滑車を回すハムスターを見ると、とても心が和むと
思うんですがねぇheart01


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2008年12月11日 (木)

勘ってそうそう馬鹿にしたものじゃない

女の勘

なんて書くと、「は~~アテにナラネ┐(´д`)┌ヤレヤレ」

といわれそうだが、私は自分の勘をすごく大事にしている。
脳生理学の研究者にも、「女性の直感的な洞察力は当たっている
ことが多い、しかし根拠が無いため軽く見られがち」なんて
言っている人もいる。


だからというわけではないが、勘を甘く見て失敗した経験を
重ねると、どうしたって直感をそうそう無視できなくなるし、感じる
ということは何かひっかかるものがあるからだ、と思うようになった。


過去に、乗馬クラブで働いていたとき、馬が故障するときや
病気になる事を予感していた、ということがよくあった。
おそらく、ほんの僅かな日常とは違うしぐさや行動などから
感じ取ってそう思うだけなのだろうが、

じゃあ何がおかしいのか?

と聞かれると、「○○○だから」とはっきり答えられない。
私は趣味で錦鯉を水槽飼育しているが、いい加減な人間なので
水換えを怠ってPHショック死させてしまうことがよくあった。


ところが、2年、3年と飼い続けているうちに、

「今日水換えしないとヤバイ!!」

と感じるようになった。水の色や泳ぎ方の些細な変化を感じる
のか、自分でも本当にわからないのだが、衝動的に夜中の12時に
水換えをして、家族にうっとうしがられることもよくある。
でも、その衝動はたいてい当たっていて、押し殺して寝たりすると、
翌日には明らかに体調を悪くした様子の鯉が水槽をぐったりと
漂っていたりする。


飼っていて言うのもなんだが、私は死んだ魚が大っ嫌いなので、
死にそうな魚が水槽にいるだけで落ち着かない、そういう状況が
いやなので、眠いのをおして水換えをするわけである。


仕事でそういった勘が働くのは、噛まれそうなときや、その犬の
体調がどのくらい悪くなりそうか、というとき。

夫 「噛まなそうだけどなぁ」

私「いいや危ない、触らないでおこう」

なんて会話がたま~~にある。実際どうなるか、噛まれて確かめる
のはゴメンなので、真相は不明だけど、そういうときは私の頭には
赤色灯が点滅しているのである。

逆に、歯を全部むき出しにしているワンちゃんでも、噛まないと
感じることがあって、勇気を出して足を拭くこともある。
でもあまりにその貌が怖いので、絶対に見たらできなくなりそうで、
ふっふ~~ん♪と、貌を見ないで拭いていたりする。


病気については、診療時間終了間際に慌てて駆け込んで
獣医に笑われたことも何度かある。いいのだ、べつに笑われても!
実際に犬の病状が悪化して困るのは私なんだから。


仕事の依頼でも、「この相談は緊急性が高い」と感じたとき、
少々スケジュールが一杯でも、都合をつけて訪問することがある。
電話の話で全てを判断できないが、たいていは思ったとおりの
緊急性の高い問題行動だったりする。


幸いというか、なんというか、このごろはあまり緊急性の高い
問題行動のご相談が減っている。今日すぐにでも、という
ワンちゃんが減ったのか、不景気で相談件数が減ったのかは
不明である。


勘にばっかり頼るのはどうかと思うが、せっかく働いたときには
あながち馬鹿にせずに、自分を信じて行動するのが一番、と
経験で悟った次第である。


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2008年12月 9日 (火)

経験から学ぶもの、変わる自分

私は自宅を拠点とした出張訓練、ドッグホテルを運営しているのが、
人を雇っていないので、家族の協力なしにはやっていけない。

私が出張訓練で家を留守にするとき、預かりワンちゃんの排泄物の
始末や、細かな世話、電話の応対、私の子供の世話、すべて母
(週末は夫も)頼みでやっている。

そのせいもあって、トレーニング、しつけについて深いところまで
話し合うことがよくある。

家族のほうから「最近○○ちゃんはこう変わった」「こんなことがあった」
と切り出すこともあれば、私のほうから出張トレーニングについて
話すこともある。出張トレーニングから宿泊ご利用になるワンちゃんが
ホテルについては多数派なのでホテル預かりのワンちゃんについて

出張トレーニングでは何が問題だったのか?どうやって解決したのか?

と家族が聞いてくることも多い。


家庭犬の問題行動に取り組み始めて、あっという間に5年が過ぎ、
訓練所あがりのスパルタ訓練士だった私が、

「ずいぶん変わったものだ」


と、家族と話しながらしみじみ感じるようになった。

分かっていることは実際はものすごく少ないのだ。という事実に、
この仕事を始めるとすぐに直面するようになった。
自分が今まで信じてきた方法、手段はあっという間に

「成果が出ない」「行動面のさらなる悪化」

という、考えたくもない現実に木っ端微塵にされてしまう。

家族からも「へ~~ずいぶん考えが変わったんじゃない?」
といわれるが、いいのだ。私は完全な現場主義者なので、
まず理念ありき、という理論信者にはなれないのだから。


知識や法則、行動心理を知っていることは、とても大事な
ことだと思う。迷ったときに行く先を決める助けになるし、
自分がとんでもないことをしているのではない、という安心感も
得られる。


ただ、行動学や知識は「問題の答え」ではないことも
知っていなくてはいけないと思う。(これについては異論も
当然でしょうが)目の前の犬と問題と飼い主との生活、
それにいつも正面きってぶつかっていくときは、毎回毎回が
新鮮な「私の初めて」なのだ。


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2008年12月 5日 (金)

多動症の犬

大型犬にも小型犬にも興奮の強いワンちゃんはいるが、
多動傾向が強いのは小型犬のほうではないか、と私は感じる。

犬種的にはポメラニアン、パピヨン、トイプードル、などが多く、
問題行動の相談として依頼が入る。
活発で元気であることと、多動症の見分けは、

「自制ができるかどうか」「冷静になれるかどうか」

にあると思う。多動症の犬は一度興奮状態になると、自分で
自分を制御できなくなってしまう。コマンドも聞こえないし、
触ったり、抱き上げようとすると噛むこともある。

迎えた犬が、あまりにも落ち着きがなく、絶え間なく動き回って
いるようなら、できるだけ早い時期に自己制御を教える
トレーニングをすることが大事だと思う。そうでないと有り余る
エネルギーを溢れさせて走り回る愛犬を、飼い主が持て余して
疲れ果ててしまう、ということになりかねない。

多動症が病気なのか?ということは、私はよくわからない。
遺伝的要因が強いと思うが、トレーニングが十分いい結果を
もたらすことが多いので、そう悲観的になることもないと思う。


今、少し多動傾向の強いポメラニアンを預託トレーニング
している。来た当初は、興奮するとすぐに吠えまくり、そういう
ときに触ると噛んでくる(加減はできる)、絶えず動き回っている、
という状態だった。


マーキング行為も激しいので、去勢手術をし、どんなときも
「オスワリ」のコマンドに従うトレーニングをしているうちに、
自然と吠えは消失してしまった。そのかわり、動いて欲求不満
を発散させようとでもいうように、サークルの中で行ったり来たり
を繰り返す行動が強くなった。

概して多動症のワンちゃんは、エネルギッシュなので、一日
最低60分の運動(遊び、散歩を含む)を家族で分担して行って
いる。子供が犬と遊ぶのが大好きなので、子供にボール遊びの
相手をしてもらい、私が見張って「スワレ」「マテ」をコマンドして
興奮のコントロールを行う、というふうだ。


「疲れている犬はいい犬だ」

とはイギリスの格言だったろうか?
まさにそのとおりで、たっぷり運動をすれば、サークルで静かに
過ごせるようになり、「サークルから出せ!」という要求もしなくなった。

興奮する傾向はなくならない(なくせない)が、興奮をコントロールでき、
犬がリラックスして過ごせる時間を増やす、というのが、
一番大事なことではないかと思う。


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2008年12月 4日 (木)

犬嫌いの犬 その2

犬が興奮したときに制御が難しいかもしれないsweat02

と予想される場合、私は迷わずジェントルリーダーか
イージウォークハーネスを装着することにしている。

どちらの道具も犬に苦痛や驚きを与えずに穏やかに
行動をコントロールできるので、大変重宝heartしているのだ。

ラブラドールレトリバーはジェントルリーダーの効果を
もっとも感じさせられる犬種で、ジェントルリーダーの開発は
ラブラドールを使って行われたのでは?!と錯覚するほど。

同伴犬は、思い切ってデュークにした。大きくて威圧感が
あるけれど、いざ噛まれそうになったとしてもすばやいし、
喧嘩をしないので、私が安心である。


様子を見ていると、デュークそのものを怖がっている
ようにはぜんぜん見えなかった。背中や首の毛は立って
いないし、動作にも怯えている様子がない。
少し用心しているように見えなくもないが、あくまで
フツーな感じである。ちょっと拍子抜けのような、ほっと
したような。


ところが、空き地でデュークと私がボール遊びを
始めると、途端に興奮してワンワンと吠え出した。
デュークに飛び掛ろうとする気配はなく、逃げようとする
わけでもなく、ただ私の横をうろうろしては、さかんに
吠え立てているだけ。


これは・・・私の関心をデュークに向けさせないつもり?!


ボール遊びをやめると、吠えるのをやめて地面の匂いを
嗅ぎまわっている。そばをデュークが走り回っても
気にしていない様子だ。

では、ともう一度ボール遊びを始めると、やっぱりまた
吠え始めた。これは吠えることで人の関心を自分に向ける
ことを学習した結果(ヤキモチやきなのだろう)、吠えて
相手の犬に注意をむけさせないようになったのだろう。

吠えても全く無視してボール遊びを続け、あまりにも
うるさいと感じたときに「オスワリ」「マテ」とコマンド。
とてもしつけが入っている子で、すぐに指示にしたがって
座る、エライエライ。


吠えるをやめて静かに座っていたら、ボール遊びの
合間に褒めてオヤツを与え、吠え始めたら「オスワリ」で
静かにさせる、ということを繰り返しているうちに、

「吠えても自分にいいことは何も起こらない」

と、すぐに学習してくれた。
家に入ってからも、吠えてない良いこのときに、積極的に
かわいがったり、関心を向けるように接してお泊り期間を
終えた。吠えてもすぐに止めるようになったし、なにより
他の犬をかまっても「自分は忘れられていない」と理解
してくれたのが何よりだったと思う。

わがままな行動は叱ってしまいがちだが、「オスワリ」
「マテ」という「仕事」をさせることが、犬の安心に繋がり、
困った行動を消してくれる。

愛情深く賢いワンちゃんだったので、飼い主さんが一貫
した接し方をすることで、「犬嫌い」のように見える行動も
なくなるだろう。

表面的には「犬嫌い」に見せかける犬の行動、なかなか
賢いものだな~と感心した一件でした。


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2008年12月 2日 (火)

犬嫌いの犬

数日前から、他の犬が嫌いで困っているという
ラブラドールレトリバーの女の子を預っている。トレーニングではなく、
ホテルご利用なのだが、この機会に(預ける)犬に少し馴れてほしい
というのが、飼い主さんの希望。

散歩では他の犬に吠えかかるので、進路を変えて散歩している
というし、知人が犬を連れてくると、居る間中吠え続けるそうだ。

ふーむ・・・

私がこれまで見てきた経験から言うと、犬嫌いといってもすべて
同じ反応をするわけではない。

1.犬を見ただけで攻撃的になり、積極的に襲い掛かる。
  すべての犬にではなく、一定以上の大きさや行動が攻撃の
  引き金になって攻撃することもある。

2.自分からは近づかないが、相手の犬が一定以上の距離を
  超えて近づくと、突発的に攻撃することがある。

3.ひたすら相手を避け続け、逃げ続ける、逃げ場がなくなった
  ときには固まって石のようになる。

大まかに分けると上の3タイプになる。一番大変なのは、もちろん
タイプ1の犬。相手の犬を怪我させるだけでなく、反撃されて
自分も怪我を追うことがある。攻撃が成功するたびに、よりいっそう
攻撃的になるという悪循環も生じる。


今回のワンちゃんは大型犬なので、タイプ1じゃないといいな~(^_^;)
と思いながら、家に連れて入ってみた。

入り口付近で小型犬2頭に吠え掛かられ、慌てて室内へ入り、
部屋の奥のケージの中へ。クレートトレーニングができている
ワンちゃんなので、ハウスはすんなりしてくれた。

不安で落ち着かないようだが、特に犬に攻撃的な様子は
見せていないな、と思ってそばを離れると、とたんに大きな声で
ワンワン吠え出した。


吠え続けるかどうか、1分間放っておいたが、一向におさまる
気配が見えないので、コマンドに従わせて冷静にさせようと
そばに近づくと、よりいっそう激しく吠え立てるではないか。


私の「オスワリ」の声が、自分に聞こえないくらいの大音量で
吠えるので、リードを付けて座らせようとケージの扉を開けると、
すかさず飛び出してこようとしたので、体当たりで扉を閉めると
鼻先が強く扉にぶつかった。

そのとたん、急にしゅーん・・・と意気消沈してしまって、まるで
空気の抜けた風船のよう。リードを付けたけど、付ける間もなく
フセをして前足の間に顔を挟んでしまった、降参という風情である。


いったいなんなの?あの吠えは周りが犬だらけで不安で
吠えたのではなかったのか?


その後は一切吠えることなく、ハウスの隅で丸くなっていた。
小型犬たちが吠えたり、走り回ったりしていても、特に反応する
様子もない。自分がハウスに入っていたら安心ってこと?
疑問を持ちつつ、今度は散歩で他犬にどう反応するのか
様子を見てみることにした。


長くなるので続きますσ(^◇^;)~~


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