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2009年2月27日 (金)

犬をしつけるのに必要なのは、毅然とした態度

毅然とした態度で接してくださいね


と言うと、犬を叱りつけたり、いつも怒っていなければいけない、
と勘違いされる方がいるかもしれません。


言葉で毅然とした態度を手短に説明するのは難しいのですが、
私はよくアメリカのホームドラマを思い浮かべてもらうのがいいと
思っています。


子供がいたずらをしたり、悪意のある行動をしたとき、
親が穏やかな口調だけど「毅然」として
「自分の部屋に行きなさい、そして週末は外出禁止です」
というシーン、見覚えはありませんか?

子供はふてくされながらも、一切親に妥協がないことを
知っているのか、口答えせずに部屋に上がっていく・・・
犬のしつけにも同じような態度をとってほしいのです。


「オスワリ」
とコマンドするとき、それは「座りたければ座ってください」
でもなければ、「できれば座ってほしい」でもなく、

「座る以外にあなたのとる行動はないのです」

という、毅然とした気持ちでコマンドしてほしいのです。


そこには、「座らなかったらどうするか?」という疑問も
ありません。「座りたくなくても、座らせる」それだけですから、
犬に過剰に強い口調を使う必要もありません。


座らない犬を座らせるには、テクニックも必要ですが、
一番大事なのは、犬に妥協がないことを示す態度です。
時間をかければテクニックのない人でも犬を座らせることが
できるはずです、何時間も動かずに突っ立っているのは、
犬にとっても大変だからです。


飼い主が毅然とした態度を示すことで、犬は交渉の余地が
ないこと、従うしか道がないことを必ず理解します。
従わないからと、犬を叱ったり、説得したり、懇願したりしてしまうと、
犬は「自分が何もしなければ、飼い主はいずれ打つ手がなく
なってあきらめる」ということを学習してしまうだけです。


別に座らなくても、困らないですけど?


本当でしょうか?

吠えてうるさいから、一緒に寝る以外の方法がない
(できれば一緒に寝たくないと飼い主は思っている)

嫌がるから○○はさせられない(○○に当てはまる言葉は
無限・・・)

飼い犬は△△が嫌い、かわいそうだから飼い主が気を
使ってそれに遭遇しないように苦労している

××しないとドッグフードを食べない、または食べ物にとても
選り好みをするので、飼い主が食べさせるのに一苦労


かわいいからいいのよ~♪

とおっしゃいますか?本心は違うのではありませんか?本当は、
飼い主のしてほしくないことはしない犬であったらいいのに・・・
(不可能だけどね)と感じているのではないでしょうか?


うちの息子はコシヒカリしか食べないので大変なの


大抵の人は、こんなことを言う親御さんがいたら、
そんな子育てをしたらダメだ!と思うはずです、なのに、
犬には同じことをしても、それほどおかしいと思わない・・・


どうしてですか?犬も子供も同じですよ。


ここで寝なさいと言われたら、そこしか寝る場所はない
これを食べなさいと言われたら、それしか食べるものはない
座りなさいと言われたら、いちいち考えずに座る


犬にとってそれは不幸なことでもなんでもなく、心穏やかに
暮らせる基盤になるものです。


がんばって主張すれば、もっといいものが手に入る

ということは、逆を言えば

自分の要求が通らないときは、非常にストレスを受ける

ということでもあるのです。世の中、いつも思い通りになる
わけじゃありません。犬だって、ホテルに預けたり、獣医に
診察を受けたり、飼い主と一緒に出かけたりと、社会に
関わって生きています。

社会に関わらせる以上は、過剰に要求することのない、
ものわかりの良い犬であるほうが、ずっとストレスがないのです。


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2009年2月26日 (木)

咬む犬の治し方 他犬に慣らす編

咬む犬は、たいてい防衛的に咬みます。

よく、飼い主を馬鹿にしているとか言いますが、突発的に咬む犬は
防衛のために攻撃的になっているので、主従関係を叩き込んでやる!
と、犬を叱ったり、抑えつけたりすると、攻撃性が増して危険annoyです。


先日までお預かりしていた、8歳になる咬む柴犬。
散歩中に他の犬に対しても攻撃的になるので、他犬の存在を当たり前
のものとして受け入れられるよう、私の犬と一緒に散歩をさせました。


ここで勘違いされたくないのですが、

犬嫌いな犬を、犬好きな犬にするのではありません。


理由はともあれ、嫌いになってしまったものは、いまさら好きになれない
と思うし、好きになることがそれほどすばらしいことだとも思いません。


ただ、世の中は自分が中心ではありませんから、嫌いだからといって
いちいち喧嘩を売るのは自分勝手。さりげなく無視して、見なかったことに
するのが一番ストレスがないと思うので、犬にもそうした態度をとるように
要求します。


仲がいいわけじゃないけど、お互いに干渉せずに一緒に歩く
ということをトレーニングするわけです。そういうトレーニングには、他犬に
たいして寛大かつ、無関心な練習犬を使うことが大事です。


そこで登場するのがデューク、他犬に無関心で、なおかつ唸ったり、
威嚇したりする犬がいても平常心で振舞える、メンタルの強い犬です。


デュークは、他の犬と並んで歩いても、その犬にはまったく無関心。
シモジモの者にいちいち注意を払ってなどいられない、というふうに、
堂々としているので、喧嘩を売った相手も空振り。
無視されているうちに、やがておとなしく横を歩くようになります。


犬の扱いは犬に習え


この仕事をするうえで、犬から学んだことです。私も、攻撃的な犬を
扱うときは、じっと目を見ない(こちらが攻撃すると、誤解される)、
さりげなくゆったりとした動作をする(急な動作は犬の攻撃を誘発する)
というのを、我が家の犬たちが犬に対する行動を見て学びました。


小次郎は大きな犬には萎縮することがあるため、小さいワンちゃんの
慣らし犬に使います。興奮して咬んでしまうことのあるチワワちゃんが、
先週から、毎日のお散歩相手です。


今日もお散歩に出ようと、小次郎にリードをつける際、抱っこしていた
チワワちゃんが、突然興奮状態になって激しく吠え立てました。
抱っこしていたので、私は無視してそのまま抱き続け、吠え立てら
れた小次郎も、黙って静かに私がリードをつけ終わるのを待って
いました。


私も叱らないし、小次郎も知らん顔をしていたので、チワワちゃんの
興奮はおさまり、その後のお散歩の間も、小次郎が横に来ても
さほど気にせず歩き続けることができました。

ここで私がよく言う、
「叱らないけど、こちらのしようとしていることもやめない」
ということが、いかに大事かがわかってきます。


同伴の犬は我慢できるけど、すれ違う犬には攻撃的になる

ということも、よくあります。オスワリ、マテで通過させているうちに、
だんだん無視できるようになりますが、ここは少しテクニックが
必要になってくる部分もあると思います。


何かに慣らすというのは、一日二日でできることではありませんが、
効果のある方法を、根気よく続けることが一番の解決法だと
思っています。

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2009年2月 7日 (土)

幼稚園盛況

先週も今週も、土曜日の幼稚園が盛況ですup

HPの子犬幼稚園の項目には、平日の・・・と掲載して
いますが、お客様の要望とホテルの予約状況が許せば
週末でも開催するという。。。

まあいつもどおり、悪く言えばイージー、よく言えば
フレキシブルshineな北野ドッグスクールですσ(^◇^;)


今日のワンちゃんは、柴犬とイタリアングレーハウンド、
遊び相手はジャックラッセルテリアのコハルでした。


コハルちゃん、別に保母さん犬にしようと思っていたわけじゃ
ないんですが、小次郎とデュークに鍛えられたのか、
(それとも、影響強いのは息子かも・・・)
すっかり他の子犬ちゃんの先導犬として、率先して
遊びに参加させる力のある犬だと、最近わかりました。


ま~とにかく一番の強みは、ジャックラッセルテリアの
運動能力と持久力!run
エネルギッシュな子犬ちゃんたちに、まったくヒケをとらない
エネルギーと耐久力を持っています。
改めてジャックラッセルテリアの底力を知ったよcoldsweats01


イタグレのワンちゃんが、とにかくエネルギッシュで、
毎度のことながら

「とても人間じゃ相手しきれない・・・」

という感じtyphoon 家中を竜巻のように走り回り、
オモチャの取りっこ、追いかけっこ、取っ組み合いと、
尽きることなく遊んでおりました。


犬任せにしているのは良くないので、時間をみて
切り上げて休ませたり、中間のエサの時間をつかって
簡単なしつけをしたりしますが、エネルギーを発散した後の
子犬は、本当に扱いやすいですヨhappy02


前回、
「すぐに飛び跳ねてとてもオスワリやマテができません!」
と飼い主さんに聞いていたので、

顔の前に手が出たら「マテ!」paper

を教えたのですが、1週間経ってもちゃんと覚えていて
くれましたheart 今回も、マテの後にナデナデ、
抱っこ、オヤツ、と、全部出来ておりこうさん~notes


月齢が浅いので、まだまだしばらくは、元気一杯で
飼い主さんは大変だと思いますが、大事なことはほぼ
理解ができているので、落ち着くまで・・・
もうしばらくの辛抱ですネcatface


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2009年2月 6日 (金)

魔法の言葉

dogにとっての魔法~のこ~とば~~note(Byスピッツ)は、

オスワリ!


先週からお預かりしている、咬む柴犬ちゃん、かなり
いい調子ですが、まだまだ突発的なことにはすごく怒ります。
今朝も、夫がハウスを覗いたら、恐ろしい声で威嚇annoybomb


こんなとき、「怒ってるからそっとしておこう」はNG!!!ダメ!


仮にも、トレーニングでお預かりしているのですから、
家族といえども、できることはやってもらいましょう!
ということで、夫には冷静な声で「オスワリ」とコマンド
してもらいました。

怒っていてもコマンドには従える柴犬ちゃんなので、
素直に座って、興奮も収まった様子。私はあえてそばに
行かず、雰囲気で大丈夫と感じたので家に入りました。


座れ、オスワリ、シットなど、言い方はいろいろありますが、
私は家庭犬のしつけには「オスワリ」が一番じゃないかと
思います。言葉の響きが、「お」が付く事でやさしくなること、
言葉の響きがやさしいので、言ってる人間も落ち着きますheart02


犬に説教は通じない


分かっている人が大半だと思いますが、ついつい話せば
わかる気がして、そんなことしたらダメでしょ!とか、
ガミガミ叱ってしまったり、反対にご機嫌をとるような口調で
なだめてしまったり・・・


犬が興奮しているときは、短く分かりやすい魔法の言葉、
「オスワリ」が最高shineです。オスワリを上手に使えば、犬からの
信頼もかなりUPupします!


ご飯をあげるときしかオスワリ使ってません


それはもったいないデスよ、どんなときも~どんなときも~♪
オスワリの一言は、愛犬との関係を良くする魔法の言葉です。


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2009年2月 4日 (水)

咬む犬の治し方

とはいっても、しつけのレクチャーじゃありませんcoldsweats01


以前、盲導犬の訓練士さんに、

「咬む犬なんて、どうやって治してるんですか?」

と聞かれたんです。


さ~て、どうやって治してる(っていうか、治すものなの?と思うけど)
んでしょうねぇ。


先週の日曜日から

「唸ったり咬んだりして困る」

という、8歳の柴犬(オス)が、預託トレーニングで来ています。


咬む犬にもいろいろあるんですが、薬物療法の対象になる
タイプのワンちゃんでなければ、それほど難しいことはしません。

・日々の生活を、規則正しいパターンで繰り返す
・犬が興奮して唸ったり、吠えたりしても、一切相手にしない
・一切相手にしないけど、犬に絶対に遠慮しない
・我が家の犬と一緒に行動させる


だいたいこんな感じ。もし基本的なコマンドを知らない犬なら、
スワレ、マテ、オイデ、を徹底して習得させる必要は、あります。


今回のワンちゃんは、基本的なコマンドには、唸っていても
従える子なので、思ったよりもずっと扱いやすくて、ほっと
しています。食餌も残さず食べ、下痢も嘔吐もしないので、
咬む相談で預託トレーニングした柴犬のなかでは優等生shine


まだまだ来たばかりなので、唸ったり、威嚇したり、
ともすれば咬みそうなところもありますが、手ごたえは良好smile

「8歳だったら、訓練所では断られるね」と、母。

そうね~年齢制限があるのはどうしてなのか、私は不思議、
訓練所でもこのごろは 「咬む犬のしつけはしていません」 と、
きっぱりお断りするところもあるそうです(某飼い主さん談)


確かに!私も、訓練所は問題行動に対処するところではない
と思います。ある程度の問題行動なら、基本的なしつけを
きちんとすることで改善することも多いですが、
「咬む」というのは、ちょっと別分野の知識とスキルが必要です。


でも、問題行動犬を預託トレーニングするとき、またしても
我が家の犬が役に立ってくれるんですね。
その話は、また次回に~


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