私の話し

2008年7月 4日 (金)

トレーニング内容を詳しく書かないのはなぜか、という話

おととい出張トレーニングにお伺いしたのは、些細な物音に
反応して夜中でも吠えてしまう、また触ったときに咬むことがある、
ということで飼い主さんが困っている、チワワちゃんのお宅。

かなりお困りだったようで、お電話いただいた時点でも詳しく
お話を聞いていたのですが、実際にワンちゃんを見て、
飼い主さんの態度、ワンちゃんの行動を観察して、トレーニングの
プログラムを作成。

散歩をしたことがほとんどない、というので散歩にも出てみて、
だいたい所要時間が2時間でした。
私的にはかなり手ごたえを感じて帰宅したのですが、今日
たまたま別件でその方からお電話があったので、

「ところで、昨晩吠えはいかがでしたか?」

と聞いたところ

「昨日はまったく吠えませんでした!」

といううれしいお言葉が!油断禁物なので、気を緩めずに
プログラムを継続していただくようにお話して受話器を置きました。

さて、こうして自慢話のようにトレーニングのサワリしか書かない
私ですが、なぜ詳しくトレーニングの方法を書かないのか・・・
それは私なりの理由があります。

プロとしてトレーニングをすることで対価を得ている立場として、
無償ですべての情報を明かすことは、お金を払って仕事を依頼
していただいているお客様に対して、誠意がない、と思うから。

獣医さんなどで病院での治療方法を書く方がいますが、
医療行為の詳細を書いたところで、飼い主さんが真似することが
できるはずもなく、情報として「こういう治療ができる病院ですよ、
獣医師ですよ」とアピールするのは一向にかまわないと思います。

でも、私のトレーニングプログラムは、応用して飼い主さんが
実行することが十分可能です。ですから、私は掲示板などで相談
を受けることもしていません。

ジェントルリーダーとイージーウォークハーネスの違いとか、
獣医師に見てもらうべきかどうなのか、という相談には
お答えすることがありますが、それ以上のことはネットの情報ではなく、
ドッグトレーナーなり、獣医師に直接相談してほしいと思います。

確かに仕事として依頼すれば、お金がかかります。でもこちらも
プロとして誇りを持って仕事をしています、それなりの勉強も
日ごろから怠ることなくしています。トレーニングの成果が出なくて

「上手くいかないのは飼い主さんががんばらないから」

などとは、絶対に言いたくありません、言いません。

私がブログを書くのは、「こういう仕事をしている人なんだ」、「こういう
ことが得意分野の人なんだ」、と知っていただく情報源にしていただけ
ればという思いからなのです。

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2008年6月18日 (水)

ハプニングだらけの結婚式

6月13日(金)から4日間の休業をいただきまして、夫の実家青森で結婚式fuji
を挙げましたhappy01

ところが、私の日ごろの行いが悪いのか、13日の金曜日に出発するのが悪かった
のか、信じられないくらいハプニング連続の結婚式旅行になりました。typhoon

まず、12日に母と私と息子の3人で美容室でカットしたり、カラーしてもらって、
「さあそろそろ終わり・・・」という段になって、いきなり母の携帯が鳴りました。
98歳になる祖母の、突然の訃報でありました。

時間はすでに18時、動転しながらも旅行の準備ができていた母は、19時半の
JRで慌しく実家に行ってしまいました。母がいないので、当日ドレスの着替えの
手伝いは妹にしてもらいたい旨を連絡し、翌日の出発に向けてなんとなく気ぜわしい
心持で休みました。

そして出発の13日。

前の日の寝不足が祟ったのか、デュークと小次郎を預ける時間までウトウトと
うたた寝をしてしまった私・・・うお~~と車を走らせ友人宅へ2頭を連れて行きました。
デュークは分離不安症があるので、3日前から安定剤を飲ませていましたが、
さて今回はどうなることやら。すぐついて来ようとするので、小次郎と遊んでいる隙に
ぱっぱと置いてきました。

青森、八戸には苫小牧港からフェリーshipで7時間、夜の便で発ち、早朝に到着
というのが王道なので、(皆、寝ている間に着きたいらしい)23時の便で出発し、
14日の朝7時に八戸港に到着しました。

夫の実家は八戸港から車で10分もかからない場所にあるので、挙式場に入る前に
立ち寄ってご挨拶。朝ごはんをいただいたところで、例の地震騒ぎが勃発です!

被害の大きかった岩手、宮城は青森の隣ですから、震度も強かった・・・
ぐらぐら横揺れしている間、いつ激しい縦ゆれになるかと、ひやひやしましたが、
家具が倒れることもなく、震度4程度でなんとか終わってくれました。

妹が新幹線bullettrainで来ることになっていたので、慌てて連絡すると、上野駅に
いるがJRはきっと不通になるだろうから、飛行機airplaneで行く!
と、急遽予定変更。妹は仕事の関係上、どうしてもその日のうちに東京に戻らなければ
ならないので、文字通りのとんぼ返りです。

なんなのよ、訃報に地震って、神は私たちの結婚に反対なわけsign02crying
結局妹の到着は、式開始のぎりぎりになるということで、夫に着替えboutique
手伝ってもらう羽目になりました。ちゃんと後ろのリボンribbon、結べるんだろうね?!
いや、こうなったからには式さえ無事に終わればいい、余計なことは何も望むまいthink

と、すこし投げやりな気持ちになりかけていた私ですが、神前式の会場に
足を踏み入れると、なんとも言えず落ちついた心持になって、厳かな気分で
いっぱいになりました。

神前式というのは良いものですね~confidentチャペルウエディングは見慣れて
いますが、「かしこみかしこみもうす~~」の式は、豪華さとは無縁、余計なものは一切
ないという清々さが、かえって私にはしっくりとなじみ、心に深く感じ入りました。

式の最中にちょっとアクシデントが・・・私が指輪ringの交換で、夫の指に深く指輪をハメる
ことができなかったんです。そもそも、リハーサルの時間をちゃんと知らされていなかった
というか、時間配分をまったくわからずに式場入りしたので、ほとんどぶっつけ本番に
近い状態で式をしたので、こういうことになってしまったのですね。

入らなければ無理に入れなくてもいいですよ、といわれていたので、グリグリやらずに
やめてしまったのですが、関節の手前で止まった指輪がいつ抜けて地面に落っこちる
かと、夫はかなり冷や汗coldsweats02をかいたそうです。

帰りのフェリーの予約でもハプニングが・・・

いつも夫は「フェリーなんて年末年始でもない限り、ぜっっったいに乗れる!!」
と豪語していたのですが、15日の最終便を予約しようと電話したら、なんと満席で
予約不可sweat02驕れるもの久しからず、ですcat

苫小牧発の出発便で団体さんがいたのですが、その団体さんプラスもうひと団体
がぶつかって、正月でも、お盆でもないのに満席(室?)になったのだそうです。
16日の朝の便でも間に合うし、子供はいとこたちと一晩過ごせるので喜んで
いましたし、これは悪いことじゃなかったんですけどねdelicious

というわけで、ハプニングだらけの4日間でありましたが、なんとか無事に終えて
もどってくることができました(笑)迎えにいった我が家の犬たちは、特に大喜び
ということもなく、平然として出迎えてくれました。

デュークは夜と人の出入りが激しいときに落ち着きをなくしてうるさく、ご迷惑を
かけたようですが、小次郎と一緒にいたせいか、昼間は静かにしていたそうです。
小次郎はどこでも大丈夫だろうという私たちの読みどおり、すっかりなじんで、
お泊りを満喫していたようです。

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2008年6月11日 (水)

一段落

今日は最高気温が28度と、今年一番の暑さでしたね~sun
暑さに弱い私は、毎日続けていたランニングをする元気が一気に
失せて、反動で夜の間食に走ってしまいましたwobbly(「走り」違い!)

出張訓練を終え、宿泊のワンちゃんをお返しして、今週の仕事が
一段落しました。週末は夫の地元で結婚式です、愛犬2頭を預け、
遠路青森へと行って参りますship

最初は両家家族だけの顔合わせを・・・と思っていたのですが、
夫の兄妹がお膳立てをしてくれて、簡単ではありますが神前の式を
挙げることになりました。

係りの人が「衣装も、白無垢のレンタルなどありますよ」と言ってくれた
のですが、考えた挙句それは断り、夫は礼服で、私はウエディングに
見えなくもないドレスを着ることにしました。買ったお店の店員さんが、
花嫁さんが2次会で着るタイプのドレスですよ~と言っていたのと、
試着してみるとなかなか似合った(自分で言うか?!)ので、これで
いいかな・・・と。

買ったドレスは夫には見せていません、ドレスなんぞ着た姿を見せた
ことはありませんから、当日のお楽しみということにしていますhappy02

一方、我が愛犬デュークと小次郎はというと、明日トリミングです。
年に1~2回しか洗うことがない外飼いの犬ですから、さぞ汚いことでしょう。bearing
トリマーさんには申し訳ない気がしますが、他所に預けるときくらいしか
まともに洗うことはないので、さっぱりしてもらいましょう。rock

小次郎は思い切ってカットhairsalonしてもらうことにしました、理由は
「小次郎の毛皮の中身が見たい!」
今我が家では、小次郎が太っているのか、毛が多いだけなのか、
夫と論争中なのであります。夫は太っている!といいますし、私は
アンダーコートが密生しているだけだ!と、両者一歩も譲らずなので、
はっきりさせようではないか!ということで、カットを提案した次第です。

問題はどこまで短くするのか?

私は思いきって胴体はバリカンで超短くしてもらい、四肢と尾と頭を
そのままにするという、「偽シーズー風サマーカット」を考えています。
トリマーさんに断固反対されない限り、小次郎の生胴体を拝みたい
という欲求に勝てそうもありません。

サマーカットは正直犬には、暑さ・寒さを防げなくなって負担になる
ので、毛が伸びるまでは服を着せたり、室内で過ごさせたりしようか、
と思ってます。(そこまでするか、フツー!?)

私の悪趣味で小次郎受難です!悪趣味な飼い主を持つと犬も大変?
でもけっこう面白いと思うんですけど・・・小次郎は短い足と見事な尾で
「かわいーー!」と注目されることが多いのですが、今度は不気味な
姿で人目を引くかと思うと、楽しみで仕方ありません。

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2008年3月18日 (火)

ドッグトレーナーを目指す目標になった人

忘れもしない、南極物語を映画館で見たのは小学校5年生の頃。

映画も衝撃的だったが、その後母に頼んで買ってもらった映画の
写真集に載っていた、数々の撮影秘話に登場する、映画の影の
立役者、ドッグトレーナー:宮 忠臣さんの存在にズドン!ときた。

ドッグトレーナー という文字を目にしたのも初めてだったが、犬を
ここまで演技させるのは、人間の手腕である、ということに驚かされた。
数日の間、私の頭の中にはドッグトレーナー、ドッグトレーナー・・・
という言葉がリフレインし続けていた、それくらい衝撃的だった。

それから20年たって、紆余曲折を経てドッグトレーナーとなった私、
まだまだ未熟ものだが、宮さんの活躍を聞くたびに、奮い立つ気が
するし、元気をもらえる。南極物語のタロ、ジロ、その他の名優たち、
その姿が脳裏に浮かび、子供の頃のドッグトレーナーという響きに
感じた純粋で新鮮な憧れの気持ちがよみがえってくる。

今週の朝日新聞の雑誌「アエラ」に、宮さんの記事が載っていた。
みなさんもご存知、「犬と私の10の約束」の映画公開のためだろう、
映画の主人公、ソックスのドッグトレーナーが宮さんなのだ。
南極物語から20年以上たった今でも、第一線で活躍されている、
本当にすごい方だと思う、犬をトレーニングする姿勢、犬の立場に
立つ姿勢を見習いたいものだと思う。

アエラの記事を読んだせいでお客さんのワンちゃんのお話と差し替え
になってしまいました(^^ゞ(独り言・・・)

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2008年2月28日 (木)

確定申告終了~~!

いや~~ついに確定申告終わりました、やはり新しく購入した
ソフトウェアの功績は大きかった!安くて簡単で使いやすい!
本当に助かった、2日間深夜まで起きていましたが、まったく帳簿を
つけていなかったわりには早く終わったと思いますscissors

青色申告、白色申告とありますが、私は白色です、おかげさまで面倒な
貸借対照表などとは無縁ですが、簡単な帳簿はつける必要があります。
買ったソフトでは帳簿作業も簡単なので、すごく良かったです。

面倒といえば減価償却・・・
10万円を超える経費(車、電化製品、家、土地、建物などなど)は
耐用年数に応じて毎年償却していかなければならず、計算が面倒で
大嫌いでしたが、これもソフトに購入年月日、総額、耐用年数、
事業使用割合を入力するだけで(入力も超簡単)、あっというまに計算
してくれますし、耐用年数分履歴が残るので毎年入力する手間が省けます。

ただ、保存のときにフリーズするんですよね~バグじゃないかと思う
んだけど(ーー;) 保存できないわけじゃないんですが、いったんソフトをoffに
しなければならないので、ここだけは早めに解決してほしいです。

明日から2日連続で早朝に入室するお客様がいますので、今日は早く
休みます!お泊りワンちゃんたちもたっぷり散歩したので、ぐっすり眠れる
ことでしょう!おやすみなさい・・・sleepy

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2008年2月23日 (土)

ムービーカメラ

出張トレーニングがなかった今日、新しいPC(ノート)を購入するか、
それともお客様のワンちゃんを撮影するべく、ムービーカメラ
(シュウ母さんにおしえてもらった、とても魅力的アイテム)を購入するか、
ヨドバシカメラに現物を見に行ってきました。

行く途中、悪天候なのにすごい車の数!みんなこんな天気なのに
どこ行くのよ!!??(自分のことは棚に上げる)渋滞ですっかり時間を
くって到着したヨドバシカメラもすごい人ごみ(ーー;)
ムービーカメラは今日は特価日とかで、すごく値下がりしてました。
タイムサービスとか盛んに宣伝していたので、今日買わないと損!という
気にさせられて思わず衝動買いしそうになりました。

でも、完全防水、5倍ズーム、静止画600万画素、スペックは申し分なく、
片手で使えて値段も3万円代、うーむ大変魅力的です。デジカムは
買っても使い勝手や、充電に手間取って結局使わない・・・私も1台持って
いるのに結局使っていないですcoldsweats01 ポケットに入るサイズ
なので、散歩中にも撮影できる・・・子供の動画も撮っておきたいし・・・

オンラインでも購入できるので、今夜あたり買ってしまうかもしれませんhappy02

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2008年1月30日 (水)

犬ぞり大会、犬ぞり体験

日曜日、仕事がキャンセルになって、でも外は超晴天・・・

どこかに出かけよう!と、早速夕張方面をネットで検索したらば、
夕張石炭の歴史村の駐車場で、犬ぞりレース開催!とあるでは
ないですか。う、もう始まってる・・・けど、急いで出発すれば
少しくらい見られるかも!?

ということで、夫をたたき起こし、子供の防寒具もそこそこに、
(帰りに温泉に寄るべく、タオルの準備は忘れずに)
車に飛び乗り一路夕張へ向かいました。

会場に着く前に、すでに夕張市内はかなり強い雪模様、
快晴の札幌とはえらい違い・・・
話題の夕張市だけど、私にとっては石炭の歴史村と、三段の滝、
ゆーぱろの湯を楽しむところで、1年に1度以上来ているような
気がします。

会場に着くと、駐車場にいるわいるわ、そり犬たちがうじゃうじゃ
おりますよ!興奮状態の私は夢中で携帯電話で写真を撮り
まくっていました(子供の存在を忘れるくらい)

キャーキャーいいながら写真を撮っていたら、出場者の方が
自分の犬をこちらに向けてくれました、札幌で訓練士をしてる旨
を伝え、ブログで掲載してもいいですか?と言ったら、喜んで応じて
くださいました。

たくさん撮ったので写真は一部ですが、

001_2

カメラを向けたとたん、車の下に入ったワンちゃん。怪しいやつ!と
吠えられてしまった・・・

018_2

009


030

\(__ ) ハンセィ なんちゃって

犬ぞり体験もできますよ~と、スタッフの方に声をかけていただき、
さっそく全員で体験してみることに!といってもビビッて腰が引けている
息子・・・犬は好きだけど、未体験の犬ぞりは怖かったようです。

037

緊張でかたまってるの図

038

超真剣な顔です、犬は子供に配慮して10歳の犬の2頭引きでしたが、
それでもけっこうなスピードなんですよ。一人で乗ってよく転倒せずに
帰ってこれたと感心、感心。

私と夫は元気な若い犬の2頭引きに挑戦、出だしでダッシュ
させようとした私は、あまりの勢いにマジでスタート直後に転倒する
ところでした、でも根性でリカバリーして、無事完走~
ヨカッタ転ばなくてv(=∩_∩=)

022_2

大雪の中でごろ寝・・・さすがそり犬です、鍛え方が違います。

046_2

出番待ちのハスキー軍団、壮観です(^^; デカいです、モフモフです。

050

このごろは、こういう速力のあるポインターなどと掛け合わせたそり犬が
主流になっているようですが、観戦しているだけならどちらも味があって
大変よろしいです。かっこいい~~
来月は浦臼町で開催が決まっているという犬ぞりレース、皆さんも
遊びにいって犬ぞり体験、しませんか?(なんか宣伝になってる・・・)

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2008年1月 1日 (火)

熱い魂

私は自分で言うのもなんだけど、かなり熱心なドッグトレーナーだと
思う。犬が吠えて吠えて、今にもマンションを追い出されそうだとか、
ノイローゼになりそうだ、なんて助けてコールがあると、仕事が
少々詰まっていても、なんとか時間をやりくりして駆けつける、

熱血ドッグトレーナーである。

でも、私が親切だからなのか?というと、そうではないような気がする
(飼い主さん、ごめんなさい)難問に取り組むとか、火急の問題を
早急に解決するとか、解決の道筋を決定する・・・そういうEmergencyな
状態に対処するのが、とてもエキサイティングで好きなんだと思う。

だから、訓練所でコツコツと犬に物品選別を教える、なんていうのは
私には好きではない。努力、忍耐、どちらもあまり持ち合わせていない
ので、飽きてしまうのだ。でも緊急性のある問題、たとえば吠え、
噛みつきなどは、気を抜けないので根気よく改善に取り組むことができる、
医者なら救急救命医タイプかもしれない。

せっかちなので、早期解決を望むために、犬に対して強行手段に出る
ことも多い。強硬手段、つまり俗に言う「強制訓練」は、手際がよくて
実行に自信があれば非常に有効なので、私は好んで使う。
早期解決を望む私にはうってつけの方法であるが、これは完全に
テクニックが必要なので、飼い主さんに指導する際には、その人の性格、
動作、行動力を見て、指導していいものかどうか判断している。

ただ熱い魂だけでは絶対に解決できないのが、トイレのしつけと
子犬のしつけ!人間の子供を育てるのと同様、どちらもひたすら
努力と忍耐と観察とタイミングを駆使し、物理的な時間をかけて
しつけていかなければならない。
せっかちな私も、2人の子供を育てたおかげで、せっかちだけでは
解決しないこともあるのだ、と、瞬発力と忍耐力を使い分けて犬を
トレーニングできるようになったのかな?と思っている。


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2007年12月24日 (月)

仮説からアイデアを出す楽しさ

私はかなり文系の人間だ、小学校の頃は何度も担任に

読書感想文コンクールの作文を書きなさい

と言われたし、卒業文集の編集後記を書いたこともある。
小学校のときから今のように素直だったら、ご機嫌取りの感想文など書かず、

「なぜアーネスト・シートンはロボを尊敬して気に入っていたのに、捕まえて
死なせてしまったんでしょう?大人の考えていることはよくわかりません。」

と書いて佳作くらい、もらったかもしれない。

冗談はさておき、高校数学では微分積分、2次関数がさっぱり理解できず、
お粗末な点数を晒していた私だが、実験、検証、推測から考察は好きだった。

たとえば公式があれば、なぜその公式で解けるのか?を考えるのは大好き
なのだ。わかってもわからなくても、仮説を立てて実験するというのは、
とても面白いと思う。

それが今の仕事に役立ったと一番最初に感じたのは、トイレでは絶対に排便
しない、というワンちゃんの相談を受けたときだ。

本来は出張のトレーニングでも対応できるのだが、お住まいが遠方だったのと、
飼い主さんが出産を控えていずれにしても犬を預けたいと思っていたので、
預託でトレーニングをすることになった。

このワンちゃんは、オシッコはトイレで完璧にできる、ということはトイレの場所が
分からなくて失敗しているわけではない。飼い主さんの見ている前では絶対に
排泄(排便)しないのは、排便を失敗するたびに叱られているからだろう。

犬は広い場所で回ったり、歩きながら場所を決めて排便することを好むので、
トイレトレーの狭い空間では排便を好まない犬も多い。もちろんトレーニングで
ちゃんと排便できるようになるけれど、失敗を叱られ続けたことで、排泄場所を
間違うから叱られていると理解できず、

「排便すると叱られる、では隠れてしよう」

という図式が出来てしまったのでは?と推測した。詳しいトレーニング方法は
書かないが(企業秘密!)その推測は当たり、6週間でそのワンちゃんは
トイレで排便ができるようになった。でもトレーニング方法が一筋縄ではいかず、
あの手この手で人の見ているところで排便ができるようになる、それだけで
4週間かかり、トイレトレーで排便できるようになるまで、さらに2週間かかった。

こういう問題は本来は解決に6週間も要さないのだが、ワンちゃんの年齢と
隠れて排便していた時期が長かったので、トレーニングの時間も長くかかって
しまったのだと思う。けれどこのワンちゃんはお家に戻ってからも排尿、排便
ともに完璧だというので、努力のかいはちゃんとあったわけだ。

推測と、結果に結びつけるためのトレーニング方法を考えているときは、

結果を出さなければならない!

というプレッシャーはあるものの、とても楽しい作業であることには違いはない。
いいアイデアが出ないときは、一日中どうしたら上手くいくのか?と考えている
ときもある、そういった「考え中」が楽しいと思えるからこそ、問題行動の解決に
取り組むことを仕事として続けていくことが出来るのかもしれない。

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奇跡かも・・・現在700~800位をうろうろしています。
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2007年12月23日 (日)

観察する目

何事によらず、動物を調教したり、トレーニングするという作業は、
ひとえにそれをする人物の観察力と発想力が重要だと思う。

なんでこんな話をするのかと言うと、先日職業訪問で中学生が
ドッグトレーナーとはなんぞや?という質問をいろいろ投げかけ
ていったからである。外で見ているのと、実際その仕事をして
みるのとでは、予想もしないことが重要だったり、必要だったり
するものだと思う。

私はとかく、子供の頃から動物の行動を観察することが楽しくて
しかたがなかった。まだ小学校の近くに牧場があって、電木で
囲われた中に放されていた数頭牛達を、とくに何をすることもなく、
眺めて過ごしていた。

牛の反芻する口の動きが面白く、時折鼻先を舐める舌の動きや、
歩く動作や寝転ぶ姿など、飽きることなく観察していた。
ときどき間違って電木に触れてしまい、ビリッ!!と腕に電気が
走るときの不愉快さも忘れられない(笑)

学校帰りに犬を飼っている家に寄り道しては(何軒もあった)、
なんとかして触ろうと試みたり、なつかせようとやっきになった
ものだ。どの犬も繋がれている犬共通の排他的な態度、つまり
番犬なので、簡単には触らせてくれない。私も犬の雰囲気から、
なんとなく突然触ると噛まれる気配を察して、少しずつ機嫌を
とっていたのだ。

上手くいくことも、いかないこともあったが、そういうことを
繰り返して経験を積むことが面白かった。教えてもらうのでは
なく、自分で試して経験する、結果がどうなるかを楽しむ、
そのためには相手をよく観察するのが一番大事なのだ。

そうして、だんだん犬の動作から、共通する意味を見出して
いったように思う。構ってほしくないときの態度、触るのを
許したときの態度、積極的に遊びたがっている態度、
おびえているときの態度、どの犬も微妙に違っていても、
その根本にある共通の動作は、子供の頃の時間がたっぷり
あった頃の熱心な観察で覚えたのだと思う。

仕事をしていて不思議なのが、なぜその犬が咬むとわかった
のか、自分ではっきりわからないことである。また、咬みそうに
みえても、きっとこの犬は咬まないだろう、と思うことがある。
根拠がないけれど、妙に確信があって、それは子供の頃から
少しずつ積んだ経験値からきているのかもしれない。

不安行動を示している犬も、私には明白でも、他人に説明
しても嬉しいときの動作と、不安な動作の区別がつかない、
と言われることがある。私は犬の不安動作にとても敏感だが、
なぜわかるのか?と聞かれても、言葉で細かく説明できない
ことがある。

だって、どうみても不安そうな行動でしょう?!

と思うのだけど、わからないと言われると困ってしまう。
犬語の(語というのは変だけど)微妙なニュアンスなので、
説明が難しいのだ。
犬のプロと言われる人でもその微妙な違いがわからない
人は沢山いる、そういう人は本にかじりついて勉強する前に
真剣に犬を観察するところからやり直してほしいと思う。

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2007年12月22日 (土)

友達だった犬

ドッグトレーナーを生業としている私ですが、子供の頃から動物は
全般に大好きで、どんな生き物にも興味をもって観察したり、
捕まえたり、飼ったりしていました。

蟻が巣に物を運ぶのが面白くて、学校の休み時間には校庭で
アッチコッチの石をひっくり返したり、蟻の巣穴の入り口を探し、
飽きもせず観察したり、巣を掘って蟻達が驚いて右往左往する
姿をながめて楽しんでいました。

犬に目覚めたのは小学校1年生くらいだったと思います、
今のように愛玩犬を室内で飼っている人はまだ少なく、
日本犬系雑種を外に繋いで飼っている人が大多数でした。

珍しいもの、美しいものには惹かれるもので、とりわけ病院の
院長先生のお家で飼われていたシェトランドシープドッグと、
スーパーの社長さんの玄関先で飼われているアイリッシュ
セッターのところには、毎日のように通ったものです。

シェルティはそっけなくて、私が行っても高いところから
ワンワン吠えてあまりなついてくれませんでしたが、アイリッシュ
のほうはとてもフレンドリーで、私は自分より大きな犬と友達で
あることをたいそう誇らしく思っていました。

ある日、そのアイリッシュセッターが私の手を噛んだことが
ありました。今思うと怪我をすることも無く、きっとじゃれて遊び
のツモリだったのだと思います。でも私はビックリして、その後
少し彼と遊ぶのが怖くなりました。その後も行けば相変わらず
愛想よく迎えてくれる彼を前に、

「あ~もっと犬のことがちゃんとわかれば良いのに」

と思ったのは、今でも強い記憶になって残っています。
そのアイリッシュセッターは本当に美しい犬で、
今でも彼を超えるアイリッシュに私はまだお目にかかって
いません。毛の量、ツヤ、体格、どれもとてもすばらしい犬
でした、こんな犬を自分も持ってみたい!と痛烈に
感じさせられた思い出の犬です。

思うに、私にとって犬は友達であり、一緒に行動をするとき
についてくるもので、抱いたり、愛玩するだけのものでは
ないような気がします。
可愛がりたくないというのではなく、ただ可愛がるだけでは
面白くない、というのが本当のところなのでしょう。


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2007年11月17日 (土)

親ばか、犬ばか

親ばか(人間、ペット)は大いに結構だと思っています、愛するものは
ひいき目に映る、それが本当だと思います。

でも私は身内に厳しいタイプなので、親ばかになれない・・・
日常的に自分の犬のことを辛らつに話しているので、知らない人が
聞いたら 「犬・・・嫌いなの?」なんて思われていたりして(^^;

考えてみたら、自分で飼う犬を選択したことがない、というのが
愛犬が一番!になれない一番の理由かもしれません。

012

上の写真はデューク(フラットコーテットレトリバー)という、
推定7歳の私の犬ですが、動物管理センターで保護されていた
ところを引き取り、里親を探そうとしたけれど、あまりに動作が
乱暴なので仕方なく自分の犬にした、というシロモノ・・・

今でこそ、年齢的に老齢期に入ってテンションが下がりましたが、
2年前くらいまでは、何度となく
「こいつ・・・保健所に送り返してやる・・・」と思うほど分離不安に
よる吠えと、要求の強さからくる吠えに悩まされました。

ドッグトレーナーの犬がところかまわず吠えてどうする!!?

お客様がいらしたときなど、「いけない」と言おうが吠えまくり、
飼い主の面目を丸つぶれにする、恩知らずな犬でございます。

今年になって、ようやく「いけない!静かに」といったら、吠える
のを止めるようになりました、訓練の成果ではなく、年齢のせい・・・
とお客様が知ったら、これまた訓練士の面目まるつぶれでしょうねぇ
(とか言いつつ、書いてしまう)

私は自分ひとりで出張訓練、預託訓練、ペットホテルをこなして
いる(家族の協力は不可欠ですが)ので、自分で選んで犬を飼うと
したら、訓練性能が低くてもいい!少々オバカさんでもいい!

飼い主に苦労をかけない犬であって欲しい!

デュークはまったくその対極にあるタイプの犬で、訓練性能は
かなりいいけれど、要求も多く、飼うのはとても手がかかる犬。
とても人様にお渡しできたものではありませんから、
私が飼っているのは大半は愛情よりも義務感、責任感(誰に?)
からだと思っています(わかったか、デュークよ!)

トレーニングをしているときは、本当に動きもキビキビしているし、
ボールへの執着心も強く、集中力もあって

「訓練のやりがいがある犬」

なんですけどねぇ・・・ふぅ・・・


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2007年11月16日 (金)

お知らせ

とうとう雪が降ってきましたね、昨日の夜はうっすら雪の積もった
空き地で、ワンコたちを排泄させました。いよいよ冬か~~!
昔は雪はワクワクするものだったのに、今では早く春にならない
かな~と、すっかり年寄りじみたことを考えてしまいます。

ところで、わたくしごとではありますが、
来年早々に結婚することになりました(^^ゞfuji

つきましては、1月の成人の日にかかる連休に、彼の実家にご挨拶に
行くことになりましたので、1月11日~1月14日はすべてのスクール業務を
完全休業とさせていただきます。

宿泊ご利用の方などにはご不便をおかけすると思いますが、よろしく
ご理解のほど、お願い申し上げますm(__)m

HPのほうでも告知いたしますが、年末年始は通年どおり宿泊は営業
いたします。まだ宿泊の空き室もありますので、

ワンちゃんを預かってくれるところがない!

と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介くださいませ(笑)


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2007年7月11日 (水)

私の担当犬

 02 訓練学校で私の担当だったのは、メスのジャーマンシェパード、本名は「ベッシーV(フォン)セカンドジョーバンソウ」ですが、なぜか「レイナ」と呼ばれていました。すでに2歳近くなっている成犬で、生後半年から1年くらいの犬が他の人の担当犬になっているなか、私の犬はある程度トレーニングも入っている好条件(?)の犬でした。

 性格は、一言でいうと「あまりやる気のない女」でしたが頭は大変よく、見た目も私の好きな濃い赤っぽい毛色が美しい犬でした。初めはレイナのやる気のない性格が歯がゆくもあったのですが、あるときレイナが「すごく食い意地の張った犬」だということがわかり、それからはドッグビスケットをこっそりポケットに仕込んで、トレーニングを教えました。

 食べるものはレイナにとってすばらしいモチベーターだったようで、他の犬がボールだけで十分トレーニングできているところを、私はボールの陰にビスケットを持ちながらトレーニングしているうちに、苦手だったダンベルを咥えることも持ってくることもできるようになり、服従訓練の成績はいつもトップ!落ち着きのある犬だったので、そこはまだ未完成の若い犬より有利だったのだと思います。

 今だから白状しますが、超苦手な物品選別のテストの日、前の日の練習の状態で(このままでは試験に受からん・・・)と思った私は、ドッグビスケットを握りつぶし、その手で匂いをつけました。テストは初歩の選別なので指導主の匂いがついた布をかぎわけて持ってこさせるのです。ビスケットの匂いをかぎ分けたレイナは無事テスト合格、私も卑怯な手を使ったモンです(神よお許し下さい)

 自分を弁護するわけじゃありませんが、ちょっとしたひらめきやテクニックは、動物をコントロールするのに欠かせないものだ、というのがこの仕事をしていてつくづく感じます。他の人の受け売りだけでは自分の能力がアピールできないとも思っています。何事も杓子定規に考えない、いつも「何かほかに方法があるんじゃないか」と試行錯誤すること、レイナのトレーニングで、そういうことを学んだように思います。

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2007年7月10日 (火)

日本訓練士養成学校

 04 私が犬のトレーニングを学んだのは、埼玉県にある「日本訓練士養成学校」です。当時は日本で唯一本格的な犬の訓練を学べる「学校」でした。学校法人ではありませんが、獣医学、ドッグショー系の訓練士さんの授業などがあり、講師の先生は一流かつ現役バリバリ百戦錬磨の訓練士ばかりでした。名前を挙げればすぐにわかる、TVや著書で名前の知られた先生もいらっしゃいました。

  今では大変恵まれた環境でトレーニングを学べたことを感謝しているのですが、当時たいそう”クソナマイキなガキ”だった私は、そんなことにさっぱり頓着なく、「どんなことをしても訓練士になる!」という意思が薄かったように思います。犬に恵まれたこともあって成績はいつも一番、獣医学の成績もよく、そういう自分に慢心していたのだと思います。

 03生徒に与えられる犬は、2年間で2頭、最初の1年は1頭をトレーニングし、2年目に2頭目を与えられてトレーニングをする、という方式でした。実際自分でトレーニングを入れる犬は2頭ですが、世話をしなければならないのは生徒の犬すべてなので、先輩の犬も合わせると100頭近いシェパードを生徒が協力し合って面倒みていた、ということになります。夏休み、冬休みは交代の当番で犬の世話です。私は寮生活をしていましたが、通学の生徒は当番期間は寮に泊まり込みになります。それはそれで、なにか合宿のような楽しさがありました。

  05 若い頃の苦労は買ってでもしろ、という言葉をいつも思い出すのが、訓練所時代の生活のきつさです。朝は早いし、朝から晩まで犬の世話とトレーニング、勉強もしなければならないし、寮生活での仲間との生活をうまくやっていくための気苦労(これはみんな私より何倍もいい人たちだったのそうツラクなかったけど)、でも1年後に先生の一人と大喧嘩をして学校を辞め、競争馬の育成牧場で働いて何十倍もきつい肉体労働をして、つくづく自分が甘ちゃんだったとわかりました。

 01寮生活をしたおかげで、通学していた生徒より何倍も長く犬と接する時間があったのは、幸いだったと思っています。犬同士の喧嘩に遭遇したときの緊迫感(ヘタすると自分が大怪我)、犬の皮膚病の治療や、突然死に遭遇したこと、咄嗟のときいかに冷静でいなければならないかという根性、競技会に出場したときのワクワクするような緊迫感、そういった経験もすべて、今の私を支えてくれているのだと思います。

当時は当たり前と思っていた貴重な経験の数々、今になってそういう経験ができたこと、沢山の人との出会いがあったことを、本当に良かったと思っています。

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2006年10月21日 (土)

犬だったら鼻を使え!鼻を!

私の犬デュークは、フラットコーテットレトリバーという犬種です。
093


動物管理センターに保護されていた犬で、収容期限に引き取って
我が家に連れ帰ったのが2003年の初夏。
以来、尽きることない行動欲と、私から離れたくないという分離不安から
生じる吠えに悩まされながら、なんとか飼いつづけてきました。

デュークはとっても強い持来欲(追いかけるものを追って捕まえ、持って
こようとする意欲のこと)がありますが、
「見失ったものを探すときに鼻を使わない」

という、レトリバーらしからぬへんな犬です。
投げたボールが草むらに飛び込むことはよくあることで、
ラブラドールレトリバーなどは苦もなく鼻で見つけ出しますが、
デュークは一生懸命「目で」見失ったものを探していますeye

「探して」または「探せ」という言葉は理解しているので、
目標物を見失っても私が「探せ、探せ」と声をかけると、

「よしガッテンデイ!」とばかり

必死になって(必死という言葉が本当にぴったり・・・)探すのはいいが、
目標物のすぐそばを通っても見つけられない・・・オマエ、目で探してるよなsweat02

家に来たばかりのときは、すぐに探すのを諦めて

「もう一回投げてください!shine」と、

キラキラした目で見つめられたものですが、心を鬼にして
「探せ、探せ」と言ってさりげなく投げたものが落ちたあたりに誘導して
見つけさせるようにしました。

多少なりとも鼻を使うようになったのは、雪の中でトレーニングする
ようになってから。
柔らかい雪の上にボールや木の枝が落ちると、まず100%雪に埋まって
隠れてしまうので、まったく見えない以上は鼻を使わざるをえなかった・・・
と推測してます。

投げるものを軽くして、ちょっと鼻を使えばわかるところにある、という工夫を
したことも、良かったのかもしれません。
昨日雑木林のある公園で、木の棒を投げて持ってこさせる遊びをしていたら、
落ち葉の中からちゃんと私の投げた棒を探しだして持ってきました。

以前は、投げたものじゃない棒を得意げに持ってくることもありましたが、
「違うよ」「よく探して」と言って、間違って持ってきた棒は
再度投げてやりません。
そうすると、「そうか、じゃあもう一回探してこよう」と、一生懸命探します。

このトレーニングの成果なのか、いつの間にか落ちているペットボトルや
空き缶を

「こんなの見つけたんだけど、どう?」

と持ってくるようになりました。私はそれを取り上げ、

「これじゃないよ、もっと探して」と言うと

「んじゃ、他に何かないか探してくる!」

と、また新たな探索に出かけます。
私は自分でも知らない間に、ゴミ拾い犬を育成してしまったようです。
持ってきたものを取り上げられることでモチベーションの下がる犬もいると
思うのですが、デュークは無神経なのか、せっかくもってきたものを
取り上げられても、探索意欲と持来欲のモチベーションが下がることは
ないようです。


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Dog_shitsuke88_31

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